Reminder: 国際学会派遣助成の募集のお知らせ【小田原基金】

2023年06月21日 21:06

2021年6月10日から制定施行された日本甲殻類学会「小田原利光 若手育成国際交流 基金規程」に基づき、下記のように国際学会派遣助成の募集を行います。

1. 目的     

 小田原利光記念甲殻類研究基金規程に基づき、海外で開催される甲殻類学に関した国際学会、国際シンポジウムへの若手会員の参加を助成する。

2. 参加対象学会    

 海外で開催される甲殻類に関する国際学会や国際シンポジウム。対象となる学会の適切性については、本助成の性格にかんがみ評議員会で検討し決定する。

3. 応募条件     

 次の資格を満たす者。 

(1)応募時点で日本甲殻類学会会員であること。 

(2)応募時点で35歳以下。 

(3)口頭あるいはポスター発表を第一著者で行うこと。

4. 助成 

(1)1名に対して助成する(ただし応募者多数の場合には、本事業がコロナ禍のため2021年度が中止になったことに鑑み、評議員会の議を経て、もう1名追加で助成する場合あり)。

(2)助成額は,参加対象となる国際学会,国際シンポジウムの開催地をふまえて,10〜20万円の範囲で評議員会が決定する。

(3)小田原利光記念甲殻類研究基金規程の第2条[目的]、第3条[運営と事業]、第4条[資産と運用]に基づき、同基金より支出する。

5. 提出書類  

 E-mail の添付ファイルで下記の書類を学会事務局(doiw [at] fish.kagoshima-u.ac.jp)に送付する。

(1)履歴書(生年月日、氏名、所属。学生の場合には学年と指導教官。大学入学以降の履歴を含む)。

(2)研究業績一覧(論文(審査の有無別)、著書、招待講演、学会発表、研究費獲得状況、その他参考になること)。

(3)発表の概要(発表タイトル、発表内容の説明100文字程度)。

6. 公募期間

 4月10日〜6月末日

7. 審査   

 評議員会で審査を行い選出する。

8. 派遣後の要件

(1)派遣終了後は,助成額の使途(使用費目と金額)を,決算報告する.使用金額が助成額の上限を超えなかった場合には,余剰金を学会に返金する。   

(2)不測の事情により海外渡航と学会参加を中止する事態が生じた場合には,すみやかに学会に対してその理由などを報告する。  

(3)帰国後3ヶ月以内に発表内容の概要を含む参加報告を、日本甲殻類学会和文誌 CANCER に投稿する。