真社会性テッポウエビに関する講演会

2011年07月26日 20:04

アメリカのVirginia Institute of Marine Science (College of William and Mary, USA) のJ. Emmett Duffy教授の講演会が神戸でありました。Duffy氏は、カイメンの中で暮らす新社会性テッポウエビを発見しました。このエビは、アリやハチのように、女王エビや働きエビ、講演会は兵隊エビがいます。平成23年7月に、ホテルオークラ神戸で「君は女王エビを見たか!?~進化の常識をくつがえす"あっ"とおどろく大発見~」と題されて行われました。これは神戸市須磨水族園が主催する神戸賞の受賞記念講演会として行われたものです。神戸賞とは、この水族館が平成23年に設立した賞で、水圏生物学の分野、特に海洋生物を対象とした研究において優れた業績をあげた研究者を称えるものです。








後日、この様子がDuffy教授のつとめるVirginia Institute of Marine Scienceのホームページに掲載されました。「VIMS professor Emmett Duffy (L) receives the Kobe Award from Akira Asakura, President of The Crustacean Society and a Professor in the Department of Biology, Graduate School of Science, Kobe University.」