第56回大会は盛況に終わりました

2018年10月24日 13:56

本甲殻類学会第56回大会が、2018年10月19日から21日に、東海大学清水キャンパスで開催されました。

記念撮影


提供:第56回日本甲殻類学会大会実行委員会


一般講演

17題の口頭発表、18題のポスター発表、4題の中学生・高校生によるポスター発表がありました。


口頭発表会場


提供:太田悠造氏


ポスター発表会場


提供:邉見由美氏


招待講演

The Chinese University of Hong KongのDr. Ling Ming Tsangをお招きし、TCS Mid-Year Meeting 2019とご自身のご研究についてにご講演いただきました。


提供:邉見由美氏


学会賞

2018年度の学会賞(論文賞)は、齋藤 稔氏、浜野龍夫先生、中田和義先生に授与されました。


受賞論文は

Saito, M., Hamano, T. & Nakata, K., 2015. Validity of movie recording for quantitative abundance estimation and body size measurement of Macrobrachium shrimps. Crustacean Research, 44: 39-53. [https://doi.org/10.18353/crustacea.44.0_39]

です。


鈴木博若手育成国際交流基金

この海外学会発表の支援事業は、日本甲殻類学会第3代目の会長である鈴木博先生(横浜国立大学名誉教授)のご遺族による学会へのご寄付を基金化したものです。 

小玉将史氏に授与されました。


小玉氏には香港で開催されるThe Crustacean Society Mid-Year Meeting 2019で発表するための渡航旅費・滞在費が補助されます。


懇親会


提供:邉見由美氏


左から若手の会の世話人を務めた大土直哉氏、Peter K. L. Ng教授、朝倉 彰会長、招待講演の演者Ling Ming Tsang教授。 


朝倉会長のFacebookより 


田中克彦委員長(右端)をはじめとする大会実行委員、東海大学海洋学部の学生スタッフの皆さま、ありがとうございました。

大会実行委員会 


朝倉会長のFacebookより


自由集会

10月19日(金)には、自由集会として、「甲殻類と生息場スケールをめぐる新たな視点」と題した 第1回若手の会自由集会(キックオフ集会)が開催され、5第の発表がありました。


スライドムービーがこちらに置いてあります

提供:太田悠造氏


若手の会総会後の記念写真

演者は前列左から大土直哉、 太田悠造、川井田 俊、吉川晟弘、邉見由美の各氏。

右端は評者・コメンテーターを務めた伊谷 行先生です。


提供:太田悠造氏


日本甲殻類学会・東海大学海洋学部共催シンポジウム

10月21日午後には東海大学海洋学部との共催シンポジウム「駿河湾におけるサクラエビの資源生物学」が開催され、全5題の講演が行われました。

地元漁業者、水産業関係者など会員、研究者以外の方々にも多数ご参加いただきました。


画像提供:吉川 尚氏